所長による小動物系女子の捕獲計画
そのまま両手で頬を包まれて口付けられる。

それはお互いの細胞を確かめ合うような、深くて激しい、ずっと味わっていたいキス。

「ね、名前呼んでよ。それから、敬語も止めて。後‥‥‥一緒に暮らそう?」

「え、あの、た、たたたた、わださん!?」

「ん?流石に急ぎ過ぎ?」

イタズラっ子の笑みは確信犯だ。

「当然です!一緒に住むなんて、そんなハードル高い事、急過ぎます!」

「じゃ、名前と敬語はいけるよね?」

「へ?」

「ほら、呼んでみてよ。大翔って」

「ーーーっ、大翔さん」

「ん、上出来!」

満足そうに笑ってくれるから、こんなに翻弄される事も悪くないって思える。

「あんまりイジメるとハリ立てちゃいますよ。なんせ私、ハリネズミらしいですから」

「いいよ、刺さったら看病してもらうから」
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