Memory Puzzle
「そうなんですか!これも、要先生に教えてもらったおかげだぁ―!」
「あのさ、お父さんと叶校長先生は姉弟って知ってた?だから、あなた達も高校へ通えるの。私立だし。あと、要先生は叶校長先生の息子なんだよ〜」
時音は目を見開いた。
「じゃあ、叶 要っていう名前!?」
「そうだよ〜!知らなかったの?」
「苗字聞いてなかっんだもん。」

ペラペラ話しているうちに、家に付いてしまった。
「ただいまー。」
「おかえり〜。どうだった?」
すぐに出て来たのは梨々花だった。
「いきなりなテストさせられたり、大変だったんだよー!」
「こら!梨々花!宿題途中じゃん!あっ、おかえり、時音!」

なるほど、梨々花は美花に宿題教えてもらってたのか…。

「制服もらったんだね!着てみたら?」
「そうね〜!」
「うん」
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