はたらかなくても、はたらいても君が好き
「…はい…。失礼します…」
理性…。
「君!」
「はい!!」
黒井秘書? まだ何か?
「分かっていると思いますが、社長とのキスの事は誰にも…」
「心配しないで下さい。
誰にも言いません!!」
「お願いします」
黒井秘書が作った笑顔を私に向ける。
「失礼します…」
私はそう言うと、急いで社長室を出た。
黒井秘書がいつもの倍? いや、3倍? いや、5倍? とにかく…怖かった…。
増月社長が私にキスした理由は私の予想した通り。
『魔がさしたから』だった。
やっぱり…私を好きだからしたわけじゃないよね…。
実は私…増月社長が私と直接会う前に会社で見かけた事があって好きになったからしたのかなぁ? とか、初対面で会ったその時、増月社長が私に一目惚れしたからしたのかなぁ? とか考えてはいたんだ。
でも…私だもん…。
可愛いわけでも、キレイなわけでも、色気があるわけでも、胸があるわけでも、スタイルが良いわけでもない。
何の特徴もない女を好きに、ましてや一目惚れなんてしてくれる男なんているわけないのに…。
だったら、良いな…。なんて、ほんの少しだけ期待してて…。
馬鹿だなぁ…私。
そうだよ。馬鹿だよ、私。
もし、増月社長が私を好きだったとして。
私も増月社長にキスされた後からドキドキした。
だからって、付き合うの?
ドキドキしたからって、好きかどうかもまだよく分からないのに…。
理性…。
「君!」
「はい!!」
黒井秘書? まだ何か?
「分かっていると思いますが、社長とのキスの事は誰にも…」
「心配しないで下さい。
誰にも言いません!!」
「お願いします」
黒井秘書が作った笑顔を私に向ける。
「失礼します…」
私はそう言うと、急いで社長室を出た。
黒井秘書がいつもの倍? いや、3倍? いや、5倍? とにかく…怖かった…。
増月社長が私にキスした理由は私の予想した通り。
『魔がさしたから』だった。
やっぱり…私を好きだからしたわけじゃないよね…。
実は私…増月社長が私と直接会う前に会社で見かけた事があって好きになったからしたのかなぁ? とか、初対面で会ったその時、増月社長が私に一目惚れしたからしたのかなぁ? とか考えてはいたんだ。
でも…私だもん…。
可愛いわけでも、キレイなわけでも、色気があるわけでも、胸があるわけでも、スタイルが良いわけでもない。
何の特徴もない女を好きに、ましてや一目惚れなんてしてくれる男なんているわけないのに…。
だったら、良いな…。なんて、ほんの少しだけ期待してて…。
馬鹿だなぁ…私。
そうだよ。馬鹿だよ、私。
もし、増月社長が私を好きだったとして。
私も増月社長にキスされた後からドキドキした。
だからって、付き合うの?
ドキドキしたからって、好きかどうかもまだよく分からないのに…。