【BL】お荷物くんの奮闘記
「近頃、鉱山に魔物が出現しておりまして」
はいビンゴ。生暖かい目で見つめているのを知ってか知らずか、村長が話を続ける。
最近鉱山に魔物が出現し、それらに作業員がやられるため仕事が出来ない。そして仕事が進まないためにこの村の所属している国から契約関係ごと、支援を切られる寸前なのだという。
魔物が出ると進言しようにも、本国へ使いの者を出しても帰ってこないのだそうだ。
「ですので、案内につけさせた者はできれば、鉱山の中に入る前にこちらに帰してやっていただきたいのですが……」
「あ、なんだそういうことか。そりゃ別に構わないけど」
魔物退治依頼ではないらしい。危険な場所に非戦闘員を連れていかれると困る、ということだろう。
「なんならオレが魔物について調べてこようか」
ここで魔物退治までついでにやってやると言い出せないのが情けないところである。何せこちとらほんの少し前まではただの一般人であり、特に剣道や空手といった戦闘に有利そうな習い事を経験したこともないのだ。シューティングゲームはじめとする、次に役立ちそうなゲームスキルは全て自分よりもリュータの方が上だ。
はいビンゴ。生暖かい目で見つめているのを知ってか知らずか、村長が話を続ける。
最近鉱山に魔物が出現し、それらに作業員がやられるため仕事が出来ない。そして仕事が進まないためにこの村の所属している国から契約関係ごと、支援を切られる寸前なのだという。
魔物が出ると進言しようにも、本国へ使いの者を出しても帰ってこないのだそうだ。
「ですので、案内につけさせた者はできれば、鉱山の中に入る前にこちらに帰してやっていただきたいのですが……」
「あ、なんだそういうことか。そりゃ別に構わないけど」
魔物退治依頼ではないらしい。危険な場所に非戦闘員を連れていかれると困る、ということだろう。
「なんならオレが魔物について調べてこようか」
ここで魔物退治までついでにやってやると言い出せないのが情けないところである。何せこちとらほんの少し前まではただの一般人であり、特に剣道や空手といった戦闘に有利そうな習い事を経験したこともないのだ。シューティングゲームはじめとする、次に役立ちそうなゲームスキルは全て自分よりもリュータの方が上だ。