短編:内緒のはずの片想い
「お兄ちゃん、本題って?」

「うん、デートのお誘いに」

「デ、」


 でぇとぉおおお!? え、あの? 付き合ってる男女が二人で出掛けるやつ!?

「なんで急に?」

「……駄目かな?」

「駄目じゃないっけど……」

 良かった、なんて笑った兄はじゃあ着替えてくるねと言って軽やかな足取りで二階に向かった。


「ふ、ぇ……?」

 私はその場に崩れ落ちてしまった。



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