職場恋愛
わざわざ洗面所に移動して着替えてくれた航はやっぱり優しいけど、かなり恥ずかしいこと言っちゃったなぁ…。

私ってなんでもっと自然にできないかなぁ。


「ごめんね」


ラフな部屋着姿で戻って来た航はまた苦笑した。


「なんか、逆にごめんなさい。航のお家なのに」


恥ずかしくて顔が熱い。


「いやいや、こっちこそ配慮が足りなかったね」


あははと笑う航の気まずそうな顔。
気まずくさせてごめんなさい!!


「結ってピュアなんだね」


隣に座って私の顔を覗き込んで来たけど、、なんだろうこの慣れた感じ!!
前の彼女さんたちの心もこうやってゲットしてたんだろうな…。

この美しい横顔で。


ってなに嫉妬みたいなこと思っちゃってるの!?
今の彼女は私なんだから関係ないでしょ。


「全然ピュアじゃない…」


「そうなの?」


こんな優しそうに笑ったら、私の心がぎゅーーってなる感じ…。
本当に、大好きなのかも、、。

恥ずかしさで元々顔が熱かったのに、自覚した瞬間もっと熱くなって真っ赤なんじゃないかと焦る。


「どうしたの?」


ほら、めっちゃ笑いながら「顔赤いよ」って!!!


「な、なんでもない!」


「ふふ、可愛いいぞー!」


「え、まっ」


不意打ちでハグされて硬直する。

心臓がすごいドキドキいっててハグされてたら伝わってしまうんじゃないかと余計ドキドキする。


「……ほんと、食べちゃいたいくらいかわいい」























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