職場恋愛
お昼を過ぎて休憩をもらって、若干ビビりながら休憩室のドアを開けると、つり目さんしかいなくてホッと胸を撫で下ろした。


「ゆーちゃんおつかれ〜。なんか疲れてない?」


スマホゲームをしながら私の顔を見たつり目さんは鋭い。


「私…山野さんに嫌われてるのかもです」


「えっ、なんで!?」


びっくりしてゲームオーバーになったらしいつり目さん。
なんかごめんなさい…笑


でも気にせず話を聞いてくれようとする。


「さっきすごい怖い目で睨まれてしまって」


「へぇ、何したの?」


「お客さんに嫌味を言われて、自覚はないんですけど全部態度に出てたっぽくて…」


「あららー」


「はぁ…。元々嫌われてたんですかね…」


つり目さんの斜め前に座って項垂れる。


「うーん、多分違う。
たまにりんが山ちゃんの目付きのことでキーキー怒ってるんだけどさ、多分それと一緒。あの子は怒ったり嫌ってる人には全力で態度に出すし、口が悪くなる。
ゆーちゃんには普通の口調だったでしょ?」


「多分……」


スマホゲームを再開したつり目さんの言うことが本当なら…。
まだ希望はある。


嫌われないように頑張ろう…。
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