職場恋愛
震える指で1枚1枚上と下で数えて、きっちり120万程頂戴した頃には俺の魂がかなりすり減っていた。


こんな大金数えたことねぇし。


商品の確認しようとしたら断られたし…。


『君が間違えたとしても店を訴えたりしないし、使ってみるのも楽しいじゃないかぁあっはっは』

だってさ。
すげえ金持ちなんだな、あのおっさん。



それからも高額なものが何点か売れて驚かされっぱなし。
山野は家電の方が向いてる説。




あぁ、もう帰りたい…。
金数えるだけでこんな疲れるなんて知らねぇよ。




「青葉さん、代わります」


「おお、沼田おかえり」


「お先ありがとうございました。30分だそうです」


「了解。レジまじやべえよ」


「?」


「やってれば分かる」



あいつら最強すぎて、俺は付いていけません。
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