極上初夜は夫婦のはじまり~独占欲強めな社長ととろ甘結婚いたします~
今の私にはこの選択肢しかないのだと明るい表情で話してみたけれど、涼我は無言で私から視線をはずし、そっぽを向いた。
「なによ、私にはできないとでも?」
「いや……」
実は最近、これは!と思える出会いが私にもあったのだ。
うちの会社の新しい顧問弁護士さんなのだけど、パリッとしたスーツの似合う、落ち着いた雰囲気のイケメンで、チャラついた感じはいっさいない素敵な人だから憧れている。
そんなカッコいい人が現れたのだと、この前なにかの拍子に涼我にも話してしまっていた。
「もし恋人になれたら、ハイスペック彼氏だから」
「……ハイスペック、ね」
「そう。理想的な人よ」
あきれ顔でオウム返しをする涼我に、朝から力説してしまう。
私の魅力をわかる人は、ちゃんとこの世にいるはずだし、私がその男性に告白されたら恋人関係に発展するかもしれないのだ、と。
といっても、まだその人とは知り合ったばかりだ。
きっと涼我には、『ハイスペック彼氏』なんて言葉は実際に付き合ってから言えと思われているに違いない。
もうこの話はしたくないのか、涼我が思い出したように別のことを話し始めた。
「あぁ……そういえば。実は、この前和奏の母さんに会った」
懐かしさからか、涼我の表情は柔らかい笑みに変わっていた。
「え?」
逆に私の顔は少し引きつって笑顔が曇る。
「なによ、私にはできないとでも?」
「いや……」
実は最近、これは!と思える出会いが私にもあったのだ。
うちの会社の新しい顧問弁護士さんなのだけど、パリッとしたスーツの似合う、落ち着いた雰囲気のイケメンで、チャラついた感じはいっさいない素敵な人だから憧れている。
そんなカッコいい人が現れたのだと、この前なにかの拍子に涼我にも話してしまっていた。
「もし恋人になれたら、ハイスペック彼氏だから」
「……ハイスペック、ね」
「そう。理想的な人よ」
あきれ顔でオウム返しをする涼我に、朝から力説してしまう。
私の魅力をわかる人は、ちゃんとこの世にいるはずだし、私がその男性に告白されたら恋人関係に発展するかもしれないのだ、と。
といっても、まだその人とは知り合ったばかりだ。
きっと涼我には、『ハイスペック彼氏』なんて言葉は実際に付き合ってから言えと思われているに違いない。
もうこの話はしたくないのか、涼我が思い出したように別のことを話し始めた。
「あぁ……そういえば。実は、この前和奏の母さんに会った」
懐かしさからか、涼我の表情は柔らかい笑みに変わっていた。
「え?」
逆に私の顔は少し引きつって笑顔が曇る。