私だけの月になってよ。
プロローグ
甘い匂いが私の周りに漂う
そして、甘い声が耳元で囁かれる
吐息交じりの甘い声
私はその匂いと声にいつの間にか落ちていた
その瞬間から彼に溺れていたのかもしれない
優しい彼も…総長としての彼にも
彼が私の月になってくれた。真っ暗だった心を明るく照らす月に。
"朔夜"の総長 石元翔弥(いしもと しょうや)
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闇を抱えた少女 星川愛栞(ほしかわ あいり)