あなたのことは絶対に好きになれない!
彼の口に含まれていた水を全て飲み込み、唇が離れると、私は何故か、恥ずかしいのに彼のことをじっと見つめてしまう。

さっきは舌が一瞬入ってきただけで顔を背けたのに……というか多分、舌を入れられるよりも恥ずかしいことしたよね、今……。


数秒経って、「クミ?」と名前を呼ばれてから、私はようやくハッとして。


「……ていうかあの夜、キスしたの⁉︎ 私、ファーストキスだったのに‼︎」

と文句を言うことが出来た。
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