桐谷高校殺人投票
裕司も、自分に票が集まっていることに気が付いたのか、押し黙ってしまった。


「晴哉は今あの状態だし、罪悪感は少ない方がいいよ」


彩がそう言った。


「投票を締め切るぞぉ!」


先生の言葉に裕司が弾かれたように動いたのだった。
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