魔女っ子娘のアリミル

『お母様、私外に行きたいの!』

突然だしたアリミルの言葉にお母さんは顔をしかめます。

「何故?お外ならずっと行ってるじゃない。」

お母さんが言った言葉にアリミルは...

『違うの。森の外よ!』

アリミルの願い、それは森の外に出ることでした。

それを聞いたお母さんはの顔は更にお母さんの顔が険しくなります。

「ダメよ。何回も言ってるでしょ、森の外へはいってはいけないと。」

お母さんは、少しでもアリミルの存在を人間に知られないように説得しました。

ですが、アリミルには通じず...

『何故!?私はもう、10歳なの!森の外へ行ってもいいでしょ!』

「ダメなものはダメなの。分かってちょうだい。」

『そんなの分からないわ!?お母様だって私のこと分かってよ...』

アリミルは家を飛び出してしまいました。

「アリミル...!」

その時に一番辛いのは言うまでもない、お母さんでした。
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