私の物語(仮) ~ 生きてる意味知る為に~学生編

生きているうちに 元気なうちに やりたい事はできる時にやっておいた方が 良いと感じた

人は いつ どこで 何があるかわからない 動けなくなってから 後悔しても もう遅いのだ

確かに病気とは無縁の人も世の中にいる

その人の運なのかもしれないけれど

一生健康で 病気とは縁がなく 病気の事を考えることなく何の知識もない は私にとって信じられなく 羨ましい人だと思う

逆を言えば 可哀想な人なのかもしれない

けれど知らぬが仏という言葉通り知らない方が幸せなのかもしれない

私みたいに 動けなくなると そこから諦めの人生になるし できる事が限られてくる

私は 出来なくなるなるまでが 早すぎた

スノボーなんて知らなかった

見ててすごくカッコイイ乗り物で スキーとは全然違う

ダンスもそうだった

かっこよく踊れると すごくカッコイイけれど 私みたいに片手片足で 踊ってもカッコ悪いし 見るに絶えない

ダンスもやってみたかった事の一つだった

同じ人間で同じ年なのに 年下でもできることなのに
何で自分だけ できないんだろうと思うばかりだった

修学旅行は遠くに行っていて皆が笑っている映像を見て
私も皆と同じく 行動できたなら こんなふうに笑って行っていたのかもしれないと 病気が憎かった

自分の体が 憎かった

もう何年も経っているのに どうしても自分の体を認める事が できなかった


しょうがないですむ話じゃない 私の全てが 狂わされた
< 72 / 96 >

この作品をシェア

pagetop