だからそれは、愛じゃない。
それに、朱里の口気持ちよすぎた。
『バレてもいい』なんて……理性飛びすぎて思ったりもしたけど、でも、可能性のカケラもなくなったら本当に終わりだ。
一旦気持ちを落ち着かせ、
「朱里、そんな体制で寝たら、体痛くなるぞ」
呼びかけてるみるも返事がない………ので、『ちゃんと寝ろ!』と、強く肩を揺すってみる。
すると、『うーん』とやっと目を擦り仰向けで寝てくれた。
まったく。人の気も知らないで”うーん”じゃねぇよ。