コバルトブルーの誘惑
再会。
「舞へ。
元気デイマスカ。
5ネンマエ、ボクガ日本ニイッタラ
案内シテクレルトイッタネ
オボエテル?
連絡クダサイ。」

とハワイのホームステイ先で5年前に知り合った、
イギリス在住の嶺緒(レオン)から突然メールが届いた。

あの時、片言な日本語だったのに、カタカナがわかるようになっている。(漢字は変換だろうけど…)
すごいなレオン。

ウィリアム・嶺緒・アンダーソンは、母親が日本人で、父親がイギリス人のハーフで2歳年上だったから、いまは28歳のはず。

夏休みのバカンスで、日本に来るのだろうか?
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