だれだって…

いつか恥ずかしくならずに、どもらずに言うね

そんな思いをこめて強く握りかえした


今夜は遅いし、親にも連絡しといたから泊まることにした

軽くシャワーをあびて、一緒にベットに入った


「はい、おやすみのちゅー」

ほっぺに柔らかい感触
にこっと笑う大地に俺もおやすみのちゅー

これ、結構恥ずかしい…


「おやすみー」

「お、おやすみ」

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