あぁ、ごめん、好きすぎて…ついね?
ルギアは、しゃがみ私と視線合わす。


ルギアの髪が揺れる。


緊迫とした空気がながれる。



「この世界は、ね?
もともと、違ったんだ。
こんな甘っちょろい世界になってしまうなんてね。
想像もしなかったよ。」



にこにこと笑いながら話す姿は、まるで嬉しい事でもあったようだ。


だけど、声は、憎しみを含んでいた。




「ねぇ?こんなにも生徒がいる中で君は、なぜそんなにも怯えてないだい?」




「は?なんでって……。え?」
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