君は、近くて遠い。ーイエナイ三角関係ー
10. 再会と真の想い
【隠されていた心】
「ーーー和泉っ………」
「………何?」
「今日月曜だからっ………、卒論の準備もあるし大学行かなきゃっ………」
「午後からでしょ? まだ朝だよ。 ………離さないよ、優葉」
「あ、ーーーんっ………」
自身の部屋のベッドで優葉を横から抱きしめていた和泉は、今一度、優葉の唇を塞ぐ。
夏祭りの一夜以来、和泉は優葉を求めることが増えた。
ーーー今まで優葉をめちゃくちゃにしそうで、抑えていた熱情。
しかし、一度知ってしまえば、優葉も和泉を心から求めてくれると分かれば、もう止まらない。
「あ、あぁっ………」
昨夜も深く愛した優葉の身体に今一度、和泉はキスの雨を何度も降らせる。
優葉を求める度にその身体に、心に強く強く刻みつけたくなる。
優葉の全てが和泉のもので………、和泉も優葉のものだとーーー。