君は、近くて遠い。ーイエナイ三角関係ー
「い、ずみっ………あ、あんっ………」

一方の優葉も、和泉に触れられる度に彼の愛をより深く身体で感じるようになっていた。

まるで、和泉とひとつに合わさるかのようにーーー。

「ッ、もっと………呼んで? 俺を感じて? 好きだよ、優葉………」

「いずっ………あ、ああぁっ………!」

そう優葉の耳元で甘く囁くと、和泉は優葉の中を深く貫いたーーー。

ーーーーー

「ほら、ね? 余裕だったでしょ?」

ーーー瀬名邸からの帰り道。 優葉を自宅へ送り届けるため運転している和泉は、優葉にイタズラっぽく微笑んだ。

お昼から大学へ向かう準備のため、一旦優葉は自宅に戻らなければならない。

「そうだけどっ………」

和泉に抱かれていると、優葉は彼ばかりを感じてしまい、時間を忘れてしまうのだ。

まるでそれは、和泉が優葉へ特別にかけた魔法かのように。

"い、ずみっ………"

「ーーーッ!!!」

そう思った瞬間、優葉は昨夜から今朝にかけて和泉に抱かれたことを思い出し、頬を赤く染めた。

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