俺様ﾀﾞｰﾘﾝ!?

瞬く間に“別れた”と言う噂は広まった｡

だけど俺は気にしなかった｡

ただ…
忘れたかった｡


俺はそこからヤケになっていた｡

自分からは告白することはなかった｡
だけど告白されることは多かった｡

大学時代になってもそれは続いた｡

俺は大学時代４人と付き合った｡

本気の恋かと聞かれればそうではなかった｡

本気になった時もある｡
だけど､頭の中に先輩や優香のことがよぎっていく｡

また別れたら…
そう思うとダメになった｡


どうしてこんなに弱いのだろう…

幸せになりたくて､
幸せにさせたくて｡


でももう本気で恋なんてしないだろう━━━｡
そう思ってたんだ｡

そんな時､あのライブ会場で優香と再会したね｡

夢のようだった｡
もう二度と離れることがありませんように…

そう強く願ったんだ｡