君が見せてくれた、私の世界
なんて、呑気に談話スペースで司書さんとお話する。


学校に行けない日は、ここに来てることが多いから…。



「白鷺さん、そういえば新書が入ったんですよ。
お好きそうなやつでしたけど…。」


「本当…?
気になります。
新刊コーナーにありますか?」


「はい。
少し待っててください。
今、取りに行ってきますから。」



司書さんが取りに行ってくれてる間に、談話室の窓から外を眺める。


窓の外から見えるのは、向かい側にある公園で遊び回ってる子どもたち。



「…あんなふうに、なれたらなぁ……。」



子どもを見てすら、羨ましいと思う。


あんな風に、走り回れる足が欲しい…。





< 132 / 312 >

この作品をシェア

pagetop