君の瞳にわたしが映っても(完)
#6 過去 〜1
土曜日の朝。

わたしは一人悶々と一昨日の事を考えていた。


突如訪れたデートに軽々乗ってしまった自分にも、


相川の彼女である白石さんに妬いてしまった自分にも、


もう全部全部こりごりだよ…


「はぁーー。」

朝からため息ばかりが出てくる。


だって、相川ってば、わたしすごい期待したんだよ?


普通のデートかと思ったから。


だけど……心臓に悪いデートだったのは間違いなし…



はあー…



相川といると寿命とストレスで死にかけそう…

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