先生、
周りは真っ暗で何も見えない。
だけど頭に何か温かいものを感じる。
(なんだろう…)
不思議な感じはしたけど嫌ではなかった。
ハッと目を覚ました。
時計を見ると4時半。
(私、こんなに寝てたんだ…。)
「咲良さん起きたの、親御さんどちらも連絡つかなかったから前川先生の車で家まで送ってもらってね」
「えっ?!」
「声が大きい。」
「すいません…」
まさかよりによって前川先生の車なんて…。
メニュー