宙、優しい君は.
窓から 横から 遠くから

朝。目覚めてからいつものように学校に登校する。



学校につくと既に到着しているクラスメイトに軽く挨拶をし、教科書などの準備をする。


ある程度落ち着いたら窓の外を見る。
このクラスは最上階の3階にあるため結構高さはあり、登校してくる生徒の大方見える。


蛍光の青リュック。それを見つけた瞬間、地味に嬉しくなってその場でにやける。
そんな私に気付かず、周りの友達と笑って登校してくる君────春咲。


な、なんで春咲なんか見てるんだろっ。


我に帰るとバカバカしくなり、1人で照れて、他のところを見る。
それでも最終的には…

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