花火の咲く音
その余韻は。
鼻につく独特の香り。

ここは、どこ?

目を覚ますと、数人の人が俺を見下ろしていた。

「意識がっ!意識が戻りました!!!!先生!!」

女の人の叫び声。ここは、病院…?

「あれ…俺は……」

からだを起こそうとすると、涙ぐむ母親止められた。

「まだ寝てなくちゃ!!」

再び俺は横たわる。

何があったんだ??
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