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1章 日常

私は貴方の横顔に恋をしたの。

女の人を好きになる

そんな事あり得ないと思った__。




この物語はフィクションです。

人物名、団体名等、一切なんの関係もございません。


なお、同性愛を否定する意見は受付けておりません。
ご了承ください。
















ッジリリリリー!!!_


「っん。うるさい…」



耳の近くでなる目覚ましの音に嫌気をさしながら
強めに目覚まし時計を止めた。


「…もう朝か」



重い体を無理やり起こして洗面所へ向かった。



私の名前は松川雪美(まつかわ ゆきみ)
母は私を産んで初めての子育てにノイローゼになり、パチンコ依存になった挙句違う男の元へ行ったそう。

父は夜職を経営する社長の立場の仕事をしていたため、家のことには手付かずだったらしい。
母と離婚した後は、父が私の面倒を見てくれていた。
仕事は夜のため、私が家に帰るとテーブルに置かれてある父が頑張って作ったであろう夕飯を一人静かに食べる毎日が当たり前だった。

私が小学校卒業と同時期に高速道路で居眠り運転で事故り亡くなった。
家事と仕事多忙な日々で寝不足のまま他県のお店に向っていた最中だったそう。



それから
祖母に引き取られる予定だったが
祖母は私の母を嫌っていて
その子供である私も好かれる事は無く
「おまえがしねばよかったのに!!」
なんて何度言われたことだろう。





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