戦月姫
理事長室
講堂裏に来ると、皆自分の学科を見終わったらしく、誰もいなくなっていた。

光「えーと、藤堂光、、、藤堂光、、、」
自分の名前をつぶやきながら戦闘科から順番に見ていく。

隣では菜月が同じように自分の名前をつぶやきながら探していた。


ーーーー30分後ーーーー

見つからない。
どういう事だ??
俺の所に確かに合格通知が届いたはずなのだが見間違えだったか??

光「俺の名前、ない、、、」
菜月「私も」

え??

光「いや、菜月は新入生代表したんだし、あるだろ。」
菜月「そのはずなのに、見つからない、、、」

隣で探す菜月にいい感じで太陽の光がさし、本当に女神様を拝んでいる気分だ。

光「とりあえず、理事長室に行ってみるか。」
菜月「ええ。」

こうして俺達は理事長室へと向かった。
< 11 / 67 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop