star start(仮)



俺もゼリーを取り出し食べる。


それを見た藜が
「それしか食べないのですか?」
と聞いてきた。



「ん?あぁ…いつもの事だから気にしなくていいよ。
あんまりお腹空いてないから、これで十分なんだ!」

と言うと



「もっと…食べた方がいい」
と眠そうにご飯食べながら言う愛生。



「蒼空…唐揚げ美味しい」
と空舞が不安そうな顔で言う。



「それは、良かったよ!」
と微笑むと空舞は静かに食べ始めた。



ゼリーを食べ終え、気まずくなった俺は
「陽翔のとこ行ってくるよ」
と言って立ち上がった。



「うん。行ってらっしゃい」
と空舞が言ったのを聞き俺は、空き教室を出た。


(いつも俺の後、着いてくるのにな…)



理事長室に、着いた俺は、
陽翔にイチゴミルクとミルクティーを貰い
空き教室へと向かった。
< 44 / 150 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop