私の声は君だけのもの


次の日の朝


「いってらっしゃい、優希」


「いってきます

……そういえば、…夏音は俺以外に誰かいるときには絶対に酒を飲んじゃダメね?」


「……いいけど、急にどうしたの?」


「…………ナイショ」




そう言って俺は仕事に出掛けた



昨日の夏音を思い出してしまい、俺の心臓があり得ないくらい早く鳴っている


…どうか今日だけは見逃してほしい








〜End〜









< 146 / 146 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:8

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

お前だけが欲しくて

総文字数/22,403

恋愛(オフィスラブ)74ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
お前を見たとき、初めて女を欲しいと思った でも、お前が俺に近づいてきたのは、友達の復讐をするため お前は俺が惚れてたと知ったら、俺の前から姿を消した 俺の心に大きな傷を残して お前の事をいくら憎んでも、消えないこの想いはどうしようもなくて 七年ぶりにお前を見つけたときは歓喜で心が震えた けど、お前の隣には俺じゃない男がいた お前は、その男に俺の知らない顔を向ける お前の、その顔をどうしたら俺だけのものにできる?
唄に想いを込めて

総文字数/5,000

恋愛(純愛)28ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
私は今まで音楽に触れているときだけ心が満たされていた だから私が演奏するのは自分のため だったはずなのに あなたの唄に心を奪われた あなたの唄を聴いてから心から音が溢れてくるの あなたは私の唄を誰を想って唄っているの?

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop