その時は、ちゃんと
「轟が行くなら行く」


「お前らほんと、いい加減付き合えよ」

「あのな俺が沙耶に好き好き言われてるのは、ただの練習だから」

轟がそう言うと憐れみを含む目でこっちを見る舜。
そんな顔でこっちを見るなイケメン。お前も後でアイスだ。

「はーいはい、遥斗もそこまで
一限始まる前に売店行く?」

「よし、みんな私にアイス一本ずつ奢れ」

「無理」

「やだ」

「一本だけな」

上から順に舜、絵梨香、轟。みんな一斉に反応した。

「轟、私はやっぱり君のことが好きだよ
心から。」

いつも本心のくせに。なんて絵梨香が呟いてたけど、轟には聞こえていなかった。

「やっぱりみんなアイス奢れ!」

「俺何も言ってねーよ!?」

「舜もムカついたからアイス!」
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