最後の恋愛 番外編 ☆もうひとつのストーリー☆
私が、ハルのこと

もうなんとも思ってないってこと

ちゃんと大麦に言わなきゃ・・

そう、思って

大麦の方を見遣った。

のに

その瞬間

大麦の大きな体は

もう目の前にあって

大麦の腕の中に

私はすっぽりと収められてしまった。

「お・・」

大麦、とその名前を口にするよりも早く

もう何も言わせないとばかりに

大麦の指が私の顎に添い

噛み付くみたいに唇を塞がれた。

私は背を窓ガラスに当てて

押し付ける大麦の熱から逃れようと

身をよじった。

大麦は、そんなかすかな抵抗なんか

ビクともしてないけど。

なんだなんだー

まさか・・

ヤキモチとかぁ・・?

まさかねぇ・・
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