最後の恋愛 番外編 ☆もうひとつのストーリー☆
いるわけない。

あのハルが

私をしつこい年増だって罵って、ボロ雑巾を捨てるみたいにポイっとしたあのハルが・・

やり直したい

なんて本気で言うわけが・・

「ーいるな。」

私が気づいたと同時くらいに大麦が呟いた。

「嘘、なんで・・。」

「なんで?言ってたんだろ、やり直したいって。」

「それは・・。」

「大和の魅力にようやく気がついたってことだろ。」

「そんなの・・。」

私に魅力?

ないない。

ハルは多分

私みたいな家政婦が欲しいだけだ。

恋人じゃない。

恋愛じゃない。

大麦とは違う・・・

ハッとして、大麦を見遣った。

私、もうハルに・・

これっぽっちもなびいてないんだ・・。
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