最後の恋愛 番外編 ☆もうひとつのストーリー☆
「ってさ、どうしてそんな変なこと受け入れちゃうのよ!」

場所を車の中に移動して、運転席と助手席にスタンバイした後だ。

大和は噛み付くように怒った。

・・

そこの弁明は難しいところだ。

理由は2つ。

大和の心も体もその全てが俺のものだと知らしめるため。

もうひとつは・・

「別に、いいだろ。」

俺は髪を掻いて苦笑した。

「良くないよ。あんなの相手にしなくて良いのに。」

分かってる。

けど・・

大和が弥生との対決を受け入れてくれた時みたいに・・

なんていうか・・

「・・ハルくんとは何年お付き合いしてたって?」

あーダサいこと聞いてるな・・俺。

好きな女の過去を聞いてどうしようってんだ・・。

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