最後の恋愛 番外編 ☆もうひとつのストーリー☆
映画みたい、、な恋を自分もできてる・・ってことでいいのかな?

「なんてーの、こう燃えるようなってのとはちょっと違うけど、まぁ、それなりの恋愛ドラマみたいよね?」

「運命の恋ってのから、ちょっと遠ざかった発言ですね。それ。」

全く・・2人で好き勝手言ってくれる。

でも、そうね・・

映画にするには、もうちょっとアクシデントがいるか?

大きな盛り上がりに欠けるっていうか。。

「所長なら隠し子くらい出てきてもおかしくない気もしますけど。」

隠し子・・

「隠し子!??」

思わず声に出して復唱し、私は首を振った。

「冗談!そんなの・・予期してないって。」

「あの無節操ならあり得ない話じゃないわね。」

私の抵抗は虚しく柳生さんが乗っかって言う。

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