最後の恋愛 番外編 ☆もうひとつのストーリー☆
「ん・・・3ヶ月だった。」

「・・妊娠・・したのか?」

大和はコクリと頷いた。

ーー

時間が止まったみたいだった。

いや、カチコチって時計の針の音がいつもは聞こえないはずの音だけが聞こえてくるように感じた。

あとは。。

俺の心臓の音だ。

「あかちゃん・・。」

うん、と小さく大和は再び頷いた。

世界が薔薇色になるって比喩があるけど

あれは本当だった。

俺の止まった時間がビーカーから溢れ出る水のように流れ出し、目の前が大和を中心に開けていくのがわかった。

あかちゃん

俺・・父親になるのか!!
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