最後の恋愛 番外編 ☆もうひとつのストーリー☆
大麦は不服そうな顔で自分の顎に指をかけた。

だって・・

だって想像できない。

自分でも

大麦と付き合ってる自分の姿ってのが

遊園地に着て行った自分の中では20代の女子なら分かるけど・・私が着てはならないだろうってな若作りだったって自覚もある。

そんな私が

会社でも女子人気の高いハイスペックイケメンな大麦と付き合い始めた・・なんて話

嘘だったとしても瞬く間に会社中に広がってしまうに決まってる。

いやいや無理

ほんと無理

仕事のできるカッコいい女ってイメージがようやく固まってきたってのに・・

変な嫉妬とか、噂とか、そういうのに巻き込まれたくない

し・・

「なかったことになんかできないからな?」

大麦がふいに口を開いて、私はハッとして顔を上げた。
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