最後の恋愛 番外編 ☆もうひとつのストーリー☆
私は「え?」と呟いて

大麦と視線が合うのを待った。

けど、視線は合わないまま

大麦は柳生さんを見て言った。

「今日はひとりで飲みたいから。またな。」

・・・

なんで

「あーそ?じゃ、一緒に飲みたくなったら声かけてよ。」

「分かった、おい柊、一緒に飲むか?たまには。」

・・・

柊くんは「マジっすか」と嬉しげに答えてる。

っていうか、ひとりで飲みたい気分

なんじゃなかったわけ?

言い訳じゃないの。

・・・

1回エッチしただけで彼女ヅラして

嫌われたくない。

重い女だって思われたくない。

言われたくない。

急いでんだって。

トシだから・・


だからー

なんで分かってくれないのよ!!!

「っ、行こう日下部さん、柳生さん!」

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