もしも、君と。
初めて


連日雨の日が続く6月のお昼休み。



仲良くなった保健室の佐藤先生と
保健室でお昼を食べる。



私も亜弥も一人で仮病で保健室に行っていたから、先生とは自然と仲良くなっていた。



女の先生だから女の子特有の悩みだったり、
愚痴とか友達関係に彼氏の話とか、色々な事を話せた。



「そういえば、この間、お昼の後にまた2人で帰ったでしょー?ここから校門丸見えなんだからねー?ちゃんと授業出なきゃだめだよー?」



「「バレてた…。」」



声を揃えた私達に先生は更に念を押した。

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