お前だけが欲しくて


凛華がドライヤーで髪を乾かしてる音がする


凛華の素っぴんが見れると思うと、何故かそれがすげぇ楽しみに思えた


だが、俺を呼んだ凛華は素っぴんじゃなかった


理由を聞くと、惚れた男以外に見せたくないと言う


何故かすげぇイラついた

俺はただヤるだけの男だと言われているみてぇで


惚れさせてやるって言ったときも、涼しい顔で頑張れとか言って笑ってきやがる



イラつきながらも、顔に熱が集まるのをどうしようもできねぇ俺は、そんな顔を見られないように風呂へ向かった





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