支配人との恋(仮)
あの日から10日。
あれ以来花音ちゃんに会えてなかったから、まさかこんなタイミングで、会えると思っておらず、びっくりする。
「南さん、指名が入ってしまったので失礼しますね。」
そう言い、ボーイに言われた席に向かう途中、颯太にあう。
「あ、花音ちゃん来てんだって?俺も行くー。」
「なんで知ってんだよ。」
「オーナーだから知ってて当たり前でしょ?」
颯太はルンルンと言った言葉が似合うかのような動きだ席に向かう。
「いらっしゃいませ。お待たせしました。」
颯太と俺が登場したからか、ホストは口をポカンと開けたままとまる。
「あー、幸さん!」