秘密の糸Season1㊤
そして私達は、ゲーセンに入った。


店内を歩いていたその時、


私はUFOキャッチャーのぬいぐるみに目をやった。



「かわいいー!!これー!!」


「欲しいのか?とってやるよ。」


「でも…。」


「今日の記念にな。」


チャリン


そう言って晋ちゃんは、お金を入れた。


「ほら、取れたぞ。」


「ありがとう晋ちゃん!すごく嬉しい!大事にするね!」


「大袈裟だなー。そんなんで良いのかよ?」


「良いの!今日は晋ちゃんとの初デートの記念だから!」


「そ、そうか…。」


そう言って晋ちゃんは、鼻をこすった。


再び店内を歩き回っていると、プリクラ機からカップルが出てきた。


「記念なんだったら俺等も撮るか、せっかくだし。」


「うん!」


こうして晋ちゃんと初めてプリを撮った。


「俺、目デカすぎじゃん。」


「晋ちゃん盛れてるー!」


「足も長すぎだろ、ヤバイなこれ。」


「すごいね〜!晋ちゃん初めてだった?」


「好きな人と撮るのは、初めてだよ。」


私は、顔が赤くなった。


私にとって、また大事な【記念】になった。


「ほら、行くぞ。」


「うん!」


それから、私達はゲーセンでたくさん遊んだ。


外を見ると、もう夜になっていた。
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