秘密の糸Season1㊤

第51話恋

【円花side】

私はテラスを出て、ゼミに戻った。


戻ると、皆が待っていた。


「円花ーおはよー！はい！これウチらから誕生日プレゼント！」


そう言って、舞由香達が誕生日プレゼントを渡してくれた。


「…ありがとう。」


その時、美菜が私の目に気づいた。


「円花…どうかしたの？目赤いよ？」


「…ちょっとね」


「何か顔も熱くね？大丈夫か？」


そう言って、盟加が私の額を触った。


「…熱いな」


「円花大丈夫？しんどいなら医務室行きなよ？」


そう言って、舞由香が心配してくれた。


「皆ありがとう、とりあえず次の講義は出るよ」


「そう？しんどかったら行きなよ？」


「うん…」


そして私は講義を受けた。


受けてる間も、昨日の事ばっかり頭に残ってた。


考えているうちに、


だんだんと…気持ち悪くなってきた。


そして何とか、講義を受け終えた。


「やっぱり私…医務室行ってくるね…。」


「うん、分かった。」


皆に伝え、そして私は医務室に向かった。