この地球-セカイ君がすべて

「…こんな私でいいのなら、離れていてもずっと隣にいさせてください」


祐を見上げながら冗談っぽく笑う。


今日から私たちは、ちゃんとした形でスタートし始めた。


遠距離恋愛、というものにはなってしまうけど、心はいつもよりそって、祐と一緒に戦おうって決めたんだ。


二人入れる時間がとても愛おしくて、切なくて。


今日が終わるとまたしばらく会えなくなる。
そう思うと離れられなかった。


次に時刻を見たときはもうすでに19時30分を過ぎていた。


さすがにこれ以上遅れていくのは言い訳がつかないと思ったので、二人そろってタワーを降りた。
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