湖都子のポエム8

残酷な現実


好きな人が2人で歩いていた
楽しそうに笑いあってる
私といる時よりも楽しそう

彼にふられたけど諦められなかった

現実をつきつけられた
_________________________________________
奈緖、春休み

仲良しグループのもう1人の友達彩花が、ふられたことを知って、遊びに誘ってくれた。

ブラブラウィンドーショッピングして、疲れたから入ったドーナツやさん……仲良くドーナツを食べてる大地と美咲がいた。私達に気付いた。「奈緖たちもこっちおいでよ……」「あー、ドーナツ買いにきただだから……」と、ドーナツを買って店を出た。

彩花の家に行くことにした。
「奈緖、あんたには無理だって……さっきの見たでしょ?」って言われたけど……いや……諦められないよ……

彩花が美咲に電話した。「ちょっと聞きたいんだけど、大ちゃんと付き合ってるの?」「うん……卒業式の帰りに告白されてー……」「うん……わかった。」「今度はみんなで遊びに行こうね。」

「諦めないで、2人が別れるのを待つ……の?」
諦めるしかないんだ……
「諦める……」
「みんなで遊びに行こうって……どうする?」
「私は行かない。彩花達は行っていいよ」
「奈緖いなかったら、つまらないし、私もパス……」
「私のせいでゴメンね……」
「2人と違う高校でよかったね。」
「うん……頑張って2人と同じとこ行かなくてよかった……」
< 3 / 117 >

この作品をシェア

pagetop