湖都子のポエム8

繋がりが消えてしまう……


何もなかったことになればいい……

彼女との繋がりが消えてしまう……

彼女がいなくなってしまったら
本当におかしくなってしまいそう……

それほど彼女が……大切なの……

手を伸ばせば届いていたかもしれないって
後で後悔したくない
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昨日の奈緖からのメール信じたくなかった。

今、何もしないで後悔したくないから、学校行く前に奈緖に会いに行った。

どうして?ヒロと付き合っていい……なんて言うの?私が好きでどうしようもないのは、奈緖なのに……ずっと奈緖を追いかけてるだけだった。私の気持ちを伝えたら、もしかしたら……だけど告白なんかできるわけない

奈緖が離れるなんて、イヤだよ。離れて行かないで……

「私は奈緖が好き……だよ。」
「ごめん。無理……何もなかったように、今まで通りになんてできない。」
わかんない。どうして……?拒絶されたんだ。

そのまま、部屋に入ってしまった。届かない想いに涙が出る。

そして、部屋から出てきたヒロに会う。奈緖の部屋の前で泣いてる私にびっくりしていたんだ。だけど、ヒロの部屋に入れてくれた。涙が止まるまで、頭をポンポンしてくれた。

こんな気持ちのまま、学校に行けるわけもなく、家に帰った。休んでる間に、奈緖とヒロが別れて、私とヒロが付き合ってると、噂になってることなんて知らなかった
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