傷だらけのココロに、癒しの愛を。〔仮〕

まだ、あたしの中で
情報がぐちゃぐちゃしていて
整理できてない。



恋愛小説は読む気になれなくて、
ミステリーのコーナーへ足を進める

と、聞こえてきた声。


「…んなよ。」

「なんで?あたし、そんなつもりじゃ…」

―――ドクンッ

男女が、図書館の隅の席で
ひそひそと話しているらしいけど

…声でわかってしまう。


…朱理だ。


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