傷だらけのココロに、癒しの愛を。〔仮〕

久保田くんが話してくれたことは
あたしの想像をはるかに超えていた。

「俺と付き合ってても、
平気で他の男とふたりで出かけるし、
転校してくる前も
…付き合ってるやつがいたのに、
他の男に好きだって言われて
嬉しくて、関係を持ったらしい。

だから、元カレと揉めてるって
俺は思ってたし、
別れたのに付きまとわれてるって
相談されてたけど、
今では自業自得だと思ってるし、
嘘もまざってたと思う。

たぶん、あいつの男癖の悪さに
怒ってたんだろう。
元、じゃなくて、彼氏だったんだよ。

ちゃんと。」


そういえば、遠足の時、
朱理は彼氏がいないと言っていた。

あの頃から、
あたしも嘘をつかれていたのかもしれない。
< 115 / 188 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop