傷だらけのココロに、癒しの愛を。〔仮〕
久保田くんが話してくれたことは
あたしの想像をはるかに超えていた。
「俺と付き合ってても、
平気で他の男とふたりで出かけるし、
転校してくる前も
…付き合ってるやつがいたのに、
他の男に好きだって言われて
嬉しくて、関係を持ったらしい。
だから、元カレと揉めてるって
俺は思ってたし、
別れたのに付きまとわれてるって
相談されてたけど、
今では自業自得だと思ってるし、
嘘もまざってたと思う。
たぶん、あいつの男癖の悪さに
怒ってたんだろう。
元、じゃなくて、彼氏だったんだよ。
ちゃんと。」
そういえば、遠足の時、
朱理は彼氏がいないと言っていた。
あの頃から、
あたしも嘘をつかれていたのかもしれない。