月が綺麗ですね。
タイトル未編集
今日は同窓会だった。


目の前を歩くのは、高校の時からずっと好きだった

齋藤 双葉(さいとう ふたば)

彼女とは高校の部活が一緒で、同級生の部員は彼女しかいなかったため、青春の日々を共に過ごした人だった。


「こうしていると懐かしいわね」


色白の顔が月に照らされ、お酒に酔い火照った顔がこちらを向いて艶やかに微笑む。


「そうだね、まるで高校の時のようだ」
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