眠り姫の憂鬱
ショウゴさんに行きつけの居酒屋に行くと言って、帰りだけ迎えに来てもらう事にして、
すずちゃんに案内してもらって賑やかな居酒屋に連れて言ってもらった。
個室が運良く空いていたので、向かい合って座る。
私の心臓はばくばくとずっと音を立てている。
…私には他に恋人がいたのだろうか?
料理をいくつか頼み、久しぶりにアルコールを口にする。
落ち着いて話を聞かなければ…
「私が美月さんに恋人がいるって思ったのは美月先輩が事故に遭う少し前、合コンに誘われてて、『好きな人がいる』って言った時でした。
私はその日、合コンに行って、ハズレだったので、1次会で帰る事にしたんです。
それで、美月さんが事故にあった近所のカフェの前を通ると、
美月さんが店の中で男の人とカウンターに座っていました。
とても仲良さそうに、美月さんもその人も笑っていたんです。
その人は…副社長じゃありませんでした。
店の外から、スマホで電話をするフリでガラス越しに見ただけだけど、
その人は長めの茶髪で、黒縁のメガネをかけていました。
少し、ダサ目のチェックのシャツとブルーのデニムで、黒いリュックを持っていたんです。
サラリーマンには見えませんでした。
美月さんをからかってやろうと思って、ちゃんと見ていたんです。
…嘘じゃありません。
ごめんなさい。
こんな事を言ったら、きっと美月さんは傷つくかもしれないって思ったけど…
でも、やっぱり、
もしかしたら、副社長は美月さんの記憶がない事を利用して、
婚約者になったんじゃないかって…」とまた、泣きじゃくっているので、
「ありがとう。…教えてくれて
…私は大丈夫。ショウゴさんと話してみるわ」と言いながら、何度も『すずちゃん』の頭を撫でた。
すずちゃんに案内してもらって賑やかな居酒屋に連れて言ってもらった。
個室が運良く空いていたので、向かい合って座る。
私の心臓はばくばくとずっと音を立てている。
…私には他に恋人がいたのだろうか?
料理をいくつか頼み、久しぶりにアルコールを口にする。
落ち着いて話を聞かなければ…
「私が美月さんに恋人がいるって思ったのは美月先輩が事故に遭う少し前、合コンに誘われてて、『好きな人がいる』って言った時でした。
私はその日、合コンに行って、ハズレだったので、1次会で帰る事にしたんです。
それで、美月さんが事故にあった近所のカフェの前を通ると、
美月さんが店の中で男の人とカウンターに座っていました。
とても仲良さそうに、美月さんもその人も笑っていたんです。
その人は…副社長じゃありませんでした。
店の外から、スマホで電話をするフリでガラス越しに見ただけだけど、
その人は長めの茶髪で、黒縁のメガネをかけていました。
少し、ダサ目のチェックのシャツとブルーのデニムで、黒いリュックを持っていたんです。
サラリーマンには見えませんでした。
美月さんをからかってやろうと思って、ちゃんと見ていたんです。
…嘘じゃありません。
ごめんなさい。
こんな事を言ったら、きっと美月さんは傷つくかもしれないって思ったけど…
でも、やっぱり、
もしかしたら、副社長は美月さんの記憶がない事を利用して、
婚約者になったんじゃないかって…」とまた、泣きじゃくっているので、
「ありがとう。…教えてくれて
…私は大丈夫。ショウゴさんと話してみるわ」と言いながら、何度も『すずちゃん』の頭を撫でた。